オレンジカフェ「おっぽ~初夏~」

こんにちは!オッポネス 古岡です!

本日は第3回目となる、札幌市認知症カフェ認証 オレンジカフェ「おっぽ」が開催されました。

 

日本は高齢化が進み超高齢社会と呼ばれる時代になりました。2025年には5人に1人が認知症になると言われており、政府の対応策として認知症カフェの普及が推進されています。認知症カフェは、認知症の人とその家族が地域で孤立することを防ぐとともに、認知症についての地域住民の理解の促進、認知症の人と家族を支える地域づくりを行うことを目的にしています。

 

第3回目となるオレンジカフェ「おっぽ」では、地域の様々な方々にご協力いただき、認知症の理解を深めるためのプログラムを行いました。

 

今回は山の手ではお馴染みのパン屋「麦の香り」さんのご厚意で、ドーナツづくり体験を行ないました!

 

「麦の香り」さんでは、ホシノ天然酵母菌を使用した天然酵母パンを販売しています。昔ながらの醸造技術を生かして作り上げたパンは、味・素材・酵母のうまみのこだわりがギュッと詰まっています。今回は手作り体験ということで成形をして発酵を待ちます。天然酵母ならではのもちもちの生地が、形を作る手にとても心地よいです。

 

「ケアマネージャーと話そう」では、札幌市西区第1地域包括支援センターの介護支援相談員で保健師でもある太田志万子さんに、「認知症を遠ざける生活習慣」ということで講話をしていただきました。

 

MCI(軽度認知障害)と呼ばれる初期の症状では、外出することが面倒になったり、同じことを何度も話すことが増えたと言われるなど、意外と気が付きにくい変化が見られます。ですが、食生活や運動・趣味活動など少し気にして行うことで予防や改善につながります。中でも笑って過ごすことはとても効果的とのことでした。

 

成型から1時間、発酵が完了しました。

 

 

180℃の油できつね色になるまで揚げます。おいしく揚げるコツは「おいしそうな色になるまで揚げること」だそうです。

 

揚がったドーナツに砂糖をまぶして出来上がりです。

 

熱々サクサクもちもちのドーナツのお味は最高!自分で作るとより一層おいしくなりますね。

 

 

天皇酵母のパンは油を吸収しないため、とてもさっぱりしていてどんどん食が進みます。

 

食べたら運動も大切です。カラダラボ山の手でもお馴染み「エコロコ!やまべェ誰でも体操」は、日常生活で必要な動きがたくさん組み込まれています。

 

 

また、「簡単イスストレッチ」をご紹介。ストレッチの前後でカラダの変化を感じていただき、「腕が上がるようになった」「安定して立てる」と、大変好評でした。

 

肌寒い中でしたが、第3回のオレンジカフェ「おっぽ」もたくさんのお客様や講師・ボランティアのみなさんにお越しいただきありがとうございました。次回は11月を予定しています。お楽しみに!!