「レッドコード」とは、１９９０年代に北欧ノルウェーで医療用として生まれたスリング機器です。天井から吊り下げられた赤いロープ（スリング）を使用して四肢や体幹を懸垂させることで、重力による影響を除外してリラクセーション効果をもたらす事が出来ます。

スリングに掴まりながら自分の体重を預ける事で安全面に配慮しながら不安定な環境を作り出せ、多くの筋肉や感覚器に刺激を加えられる事から、従来のマシントレーニングでは改善しにくい、人間全ての活動の基礎となるローカルマッスルを中心とした体幹筋群の活性化と、動きの中で筋肉や関節を適切にコントロールする事が出来る＝機能的（ファンクショナル）動作に対するアプローチを可能としています。

そのため、運動方法や負荷量を調整する事で高齢者の介護予防からトップアスリートのトレーニングにまで幅広く使用されています。